今の薬局から転職したいと思っている薬剤師1年目
今の薬局はもう耐えられません。完全に就職で失敗しました。
まだ薬剤師1年目ですが転職しても大丈夫でしょうか?
やっぱりもう少し我慢したほうが良いですか?
仕事を覚えていくにつれて、「あれ?なんかおかしい?」、「思っていたのと違う」と感じることが増えてきていませんか?
薬剤師の就職活動は簡単だったでしょう。
就職先を良く調べずに決めてしまった結果、理想とのギャップに苦しんでいる人が少なくありません。
もうこの職場で続けられない。心が折れそう。
転職したいけど、1年目で転職しても大丈夫なのか。
入社1年目で転職したいと思っている薬剤師はあなただけではありません。
あなたのように悩んでいる新人薬剤師は非常に多いのです。
1年目の新人薬剤師が転職したって大丈夫。
しかも、転職をするなら早い方が良いのです。
1年目で転職をしても大丈夫であること、早い方が良い理由、1年目で転職をする際の注意点をまとめました。
上手に転職活動をして、長く勤められる理想的な職場を探しましょう。
本記事の内容
この記事を読むと次のことがわかります。
- 新人・新卒薬剤師が転職するなら早い方が良い理由
- 薬剤師が1年目で転職しても不利にならないのか
- 採用担当者が教える薬剤師が1年目で転職するときに注意すべき7つのポイント
pharma_di(ファマディー)Follow @pharma_di
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ストーリーズでは内容の濃い情報を発信中≫ ファマディー
全国に300店舗以上運営している大手調剤薬局チェーンの大型店舗で管理薬剤師をしています。
管理薬剤師歴は15年以上。現在は転職サイトの担当者と連絡をとりつつ、中途薬剤師の採用活動にも携わっています。
【私が薬剤師採用のために連絡を取っている≫おすすめの薬剤師転職サイト】
面接をした中途薬剤師は軽く100人を超えました。
私は過去2回転職をしていて、1回目は大失敗。ブラック薬局で過ごした数年間は地獄そのもの。
ブラック薬局に入らない方法、そこから脱却した方法を他の薬剤師にも役立ててほしいと思い、当サイト「薬剤師のための転職ブログ・ファマブロ」を始めました。
このサイト内の記事は『過去2回の転職経験』と、『現在の薬剤師採用業務の経験と知見』を基に全て私が1人で書いています。
薬剤師1年目で転職をすることは全く問題ありません。
むしろ変な薬局からはすぐに転職すべき。2年目や3年目まで我慢して転職を先延ばしにしても良いことはありません。
20代薬剤師におすすめの薬剤師転職サイトを現役管理薬剤師が厳選して5社紹介。新卒でも第二新卒でも大丈夫。初めての転職もこれで安心です。
1年目の薬剤師が転職を考えるようになった原因・きっかけ
薬剤師1年目で転職を考える人はかなり多いです。
就職活動の時に、あなたが採用担当者から得た情報は『会社の強みやメリットなどの良い話』が多かったのではないでしょうか?
採用担当者がウソをついたわけでは無いのでしょうが、上手に良い話だけ印象に残るように持って行った可能性があります。
そのイメージを持ったまま配属先で仕事をはじめたらギャップを感じるのは当然のこと。
就職活動で十分な情報を得られていませんので、ギャップを感じてしまうのは仕方ないことなのです。
そして、ギャップを感じた新人薬剤師は、次のような悩みや不満をきっかけに転職を考え始めます。
薬剤師1年目で転職を考えるようになるきっかけ
- 職場の人間関係の問題・悩み・ストレス
- 教育体制が整っていない(教えてもらえない・放置されている)
- 労働環境の辛さ(仕事量・長時間労働・残業の多さ)
- 給料に対する不満(安すぎる)
- 入社前に聞いていた話と違う
- 意向に反した配属先(地方勤務)
- 通勤時間が長くて負担
- 社風が合わない
- 患者対応で嫌な思いをした(トラブル)
あなたにも、当てはまるものがあるのではないでしょうか。
ここに挙げたような、新人薬剤師の悩みや不安を解消する方法はこちらにまとめました。
新人・新卒の薬剤師がもう辞めたいと思ったら読んで欲しい記事です。新人の薬剤師なら不安や悩みは誰でも持つはず。この記事を読むとあなたがこれから取るべき道が見えてきます。
これで悩みや不安が解消されない場合には、転職が選択肢となります。
繰り返しになりますが、薬剤師1年目で転職することは全く問題ありませんので安心してください。
新卒薬剤師の派遣について
派遣では即戦力となる薬剤師が求められます。経験の浅い新卒薬剤師が派遣薬剤師となるのはかなり難しいです。
新卒でもいいから薬剤師を派遣してほしいという職場はゼロに等しいので、まずは正社員として転職してしっかりと経験を積むのが良いでしょう。
新人・新卒薬剤師が1年目に転職しても問題ない7つの理由
新人・新卒の薬剤師が1年目で転職をしても大丈夫です。
しかも早い方が得です。
なぜ入社1年目の新人・新卒薬剤師が転職をしても大丈夫なのか。
しかも、転職するなら早い方が良いのはどうしてなのか。
その理由をまとめました。
薬剤師1年目の転職が問題ない理由
- 薬剤師1年目の転職者は実は多い
- 第二新卒として採用してもらえる
- 昇給や退職金への影響が少ない
- 早いうちにキャリアビジョンが明確になる
- 薬剤師1年目で教育が不十分な職場にいると損をする
- むしろ1年目の薬剤師は転職に有利
- 我慢して働き続けると体調悪化のリスクがある
薬剤師1年目の転職者は実は多い
薬剤師1年目の転職者は実は意外と多い事をご存じでしょうか。
その理由は就職活動で得たイメージとのギャップだけではありません。
仕事を充分に教えてもらう前に、知識不足の状態で監査業務を始めることになってしまったり、服薬指導業務を始めることになってしまったりという不安によるものです。
事実、薬剤師1年目の転職者は結構多いのです。
また、1年目に限らず、薬剤師全体を見ても転職をする人は非常に多く、入社3年以内に約3割の薬剤師が転職をするというデータもあるほど。
転職者自体が多いのですから、薬剤師が1年目で転職をしても全く問題ありません。
第二新卒として採用される
1年目の早いうちに転職をすれば、第二新卒として教育研修を受けることができます。
入社した職場でちゃんと仕事を教えてもらえない場合でも、転職先でしっかり教育を受けなおすことができます。
1年目で転職を考えているなら早めに行動を起こした方が得です。
昇給や退職金への影響が少ない
薬剤師1年目で転職をしてもその後の昇給や退職金への影響はほとんどありません。
1年目の転職なら、転職先の新人と同じ賃金テーブルに乗ることができます。
その後の昇給や退職金への影響もありません。
これが40代や50代での転職となると、大きな影響を受けることになります。
早いうちにキャリアビジョンが明確になる
1年目で思っていたのと違うということがわかれば、キャリア変更を早めに行った方が良いでしょう。
病院から薬局、ドラッグストアから薬局、またはその逆など、『思い描いていたのと違う』ということが1年目で気づけたのは大きなメリット。
それはキャリアに対するビジョンが明確になったということです。
前向きな転職理由として、面接でアピールしましょう。
薬剤師1年目で教育が不十分な職場にいると損をする
薬科大学を卒業して、国家試験にも合格して晴れて薬剤師として入社したあなた。
実習で経験があるとはいえ、仕事となるとまた覚えることがたくさんで大変な思いをしていると思います。
薬剤師にとって、入社1年目の教育が最も重要です。
この大切な時期に、しっかり教育を受けて薬剤師としての基礎を作れたかどうか。
これが、今後の薬剤師人生に大きく影響してきます。
にもかかわらず、こんな環境に置かれてしまっていませんか?
- 仕事を教えてもらえない
- 本を読んで自分で勉強しろと言われている
- 研修はただ動画を見るだけ
こんな環境では、残念ながらあなたは成長できません。
入社1年目をいかに有意義なものとするかが重要なのに、今の職場でそれが叶わない。
あなたにとって大変不幸なことです。
そんな職場に何年いても無駄です。
あなたはまだまだ吸収力が高く、これからの人材。
疑問を持ちながら仕事をするのは、1年目の薬剤師にとってマイナスでしかありません。
すぐに転職を考えるべきです。
新人・新卒薬剤師は転職に有利
まだ新人で薬剤師としての経験がほとんどないのに、本当に転職できるのかと疑問に思う方もいるでしょう。
事実、薬剤師1年目の転職は有利です。
薬科大を卒業してすぐの薬剤師は当たりまえですが、まだ若い。
これからの世代です。
あなたは、たまたま就職先選びに失敗(配属先ガチャにはずれた)してしまっただけですから、転職の早さは問題にはなりません。
我慢していると体調悪化のリスクがある
このままモヤモヤした気持ちで仕事を続けると体調が悪化してしまうリスクがあります。
薬剤師1年目は多くの事を覚えなければなりません。
その上、上司や同僚からの余計なストレスやプレッシャーがかかったら、心も身体も悲鳴を上げてしまいます。
そうなってしまう前に、今の職場が明らかにおかしいと思えばすぐに離れるべき。
体を壊してまでその職場で仕事をする意味なんて全くありません。
薬剤師の主な職場である調剤薬局は全国に60,000軒以上。
今よりもマシな職場なんて星の数ほどたくさんあります。
おかしいと思いながら頑張れますか?
無理して体を壊してまで頑張りますか?
新人・新卒薬剤師が1年以内に辞めたって良いですし、転職したってもちろん大丈夫です。
薬剤師が1年目で転職しても不利にならない?
でも、本当に大丈夫ですか?1年目で転職しない方が良いという話をよく聞きます。
ネット上にもいろんな記事があるので心配になるんですけど・・・
新卒薬剤師が1年目が転職しても不利益を被ることはないのでしょうか?
このような疑問を持つ方も多いと思います。
薬剤師1年目の転職に対するコメント これって本当?
- 入社1年目の転職は不利になりますので避けましょう
- 1年未満の短い職歴が、一生履歴書に残るので転職はやめておきましょう
- 採用担当者に対してイメージが良くないので1年目の転職はやめた方が良いでしょう
- 1年間は仕事がつらくても、耐えて2年目以降に転職をしましょう
- この先年収が上がりにくい可能性があります
- 辞め癖がつく恐れがあります
- 1年目の転職は面接が厳しくなります
こんなこと誰が言っているのでしょうか?
採用担当者から言わせていただくと、これらは全て誤りです。
薬剤師1年目の転職でも問題ありません。
新卒薬剤師が入社1年目で転職しても問題ない理由
- 薬剤師が1年目で転職しても今後の薬剤師人生において不利になることは無い
- 採用担当者に対してのイメージが悪くなることは無い
- 2年目以降の転職だったら大丈夫なんてこともない
薬剤師が1年目で転職しても今後の薬剤師人生において不利になることは無い
薬剤師が1年目で転職しても大丈夫です。
薬剤師が1年目で転職しても、経歴に傷がつくことはありません。
『あの薬剤師は病院を1年目で辞めた』とか、『薬局を1年目で辞めた人』などと呼ばれることはありません。
薬剤師の3割は3年以内に転職をしていますし、留年、浪人、国師浪人をしている人も多いので年齢だってバラバラ。
周りにそんなことを気にする薬剤師はいませんので安心してください。
薬剤師1年目で転職をしてきた薬剤師がうちの会社にもいます。
その薬剤師が薬局で不利益をこうむったり、評価が悪かったり、昇進・昇格が遅れるということは一切ありません。
新卒からずっといる薬剤師であろうが中途入社であろうが、今後の昇進や昇格に対する影響は全くありません。
その薬剤師曰く、「強いて不利な点を挙げるとすれば、同期がいないことだけ」だそうです。
入社1年目や2年目くらいまでは同期の薬剤師とのつながりがありますが、その後はだんだん疎遠になっていくことがほとんど。
社内に同期がいないことは長期的にみればデメリットにはなりません。
生涯賃金に大きな影響が出ることもありません。
生涯賃金に大きな影響が出てしまうのは、40代や50代で転職をすることによって退職金が大幅に減額となってしまう場合です。
薬剤師1年目での転職では、生涯賃金への影響は無視できるレベルであり、問題ありません。
1年目の転職でも採用担当者に対してイメージが悪くなることは無い
早期退職だと、悪いイメージを持たれるのではないか
また、すぐに辞めてしまうと思われるのではないか
このように心配する方もいるでしょう。
ごく一部の採用担当者は1年目の転職に悪いイメージを持っているかもしれませんが、それほど問題になることではありません。
その調剤薬局や病院だって、入社1年以内に薬剤師が退職しているはずです。
新卒で入社した薬剤師の全員が定年まで転職せずに勤務し続ける薬局なんて存在しません。
ミスマッチが起きてしまうことは採用担当者なら誰もが知っていること。
伸びしろがたくさんある若い薬剤師が、1年目に転職しようとしているだけで採用しないということにはまずなりません。
「この薬剤師は1年目での転職だからやめておこう。」
「この薬剤師は2年目での転職だから採用しよう。」
こんなことはまず起きません。
採用担当者に良いイメージを持って欲しいからと、1年我慢して2年目に転職することの意味は無いと考えてください。
採用を躊躇するのは、1年目で転職をしようとしている薬剤師ではなく、転職を何度も短期間に繰り返している薬剤師と、転職理由があいまいな薬剤師です。
「転職を繰り返すとどう思われる?」「転職癖って付くの?」「転職しすぎ?」そんな不安を持つ薬剤師向けに、転職を繰り返すデメリットと次の転職を成功させるコツを解説します。この記事を読めばあなたの次の転職は成功します。
1年目で転職する薬剤師よりも、短期間で転職を繰り返す薬剤師の方に採用担当者は悪い印象を持ちます。
薬剤師経験のある人が転職活動をして、色々調べて入った薬局を1年未満で辞めるっておかしいですよね。
こんな薬剤師に比べたら1年目で初めての転職なんてかわいいものです。
1年目の転職を我慢してまで、耐える意味はない
職場の人間関係が最悪、新人なのに残業が多い、長時間勤務、仕事を教えてもらえないどころか厳しい言葉を投げかけられる・・・
薬局の人間関係に悩んでいて転職をしようか迷っている薬剤師必見!この記事では薬剤師が人間関係を理由に転職をしても問題ない事と転職の注意点を解説しています。実は人間関係を理由に転職する薬剤師が最も多いです。この記事を読めばあなたは薬局の人間関係で悩むことはなくなります。
新人なのに残業させられて辛い。1日8時間、週5勤務でも辛いのに残業なんてマジ無理。そういう新人薬剤師向けに、このままで良いのかどうかの判断を下す材料を贈ります。無理に我慢せず、早めに辞めてもOKです。
パワハラ(パワーハラスメント)を受けていると感じている薬剤師向けに、パワハラの定義やこれからやるべきことを現役管理薬剤師が解説しています。この記事でパワハラについての対処法がわかります。
こんな薬局で働き続ける方が、あなたにとって最大の不利益ではないでしょうか。
こうしている間にも他の薬剤師はどんどん成長していきます。
変な職場に配属されてしまって、そこで我慢して勉強して薬剤師一人前になろうという気がおきますか?
おきませんよね。変な薬局で無理に我慢をする必要はありません。
体調を壊してしまう前に、早く次の薬局を見つけて薬剤師として成長していきましょう。
早めの転職がプラス
転職の時期が今後の薬剤師人生において不利になることは一切ありません。
私は新卒1年目で転職を考え、実際に2年目で転職をしました。それでも、今まで不利になったことは全くありません。
断言します。
むしろ、前職、前々職の会社の薬局がいかに変だったかということを知ることができたので、現在の薬局運営に大きく活かすことができています。
薬剤師人生にとって転職はプラスになったと言えます。
新卒薬剤師が入社1年目で転職しても問題ない理由(まとめ)
- 薬剤師が1年目で転職しても今後の薬剤師人生において不利になることは無い
- 採用担当者に対してのイメージが悪くなることは無い
- 2年目以降の転職なら良いなんてこともない
- むしろ転職の経験は今後に活かせる
- 転職をするなら早いほうがよい
- 変な薬局で働き続ける方が薬剤師人生にとって不利
採用担当者が教える薬剤師1年目の転職で注意すべき7つのポイント
薬剤師1年目で転職しても大丈夫ということはわかりました。
不利になることもほとんど無いということもわかりました。
薬剤師1年目の私が、転職先選びで注意すべき点はありますか?
では薬剤師の採用担当もしている私が、薬剤師1年目の転職で注意すべき点を7つ挙げましょう。
薬剤師1年目の転職で注意すべき7つのポイント
- 正しい手順で転職活動を行う
- 転職理由・希望条件を明確にしておく
- 長く働ける職場をじっくりと選ぶ
- 教育制度が整った職場に転職する
- ブランク(無職の期間)をつくらない
- 実際に働く薬局を自分の目で見て感じる
- 薬剤師転職サイトに登録して転職サポートを受ける
正しい手順で転職活動を行う
薬剤師1年目だからということではありませんが、薬剤師の転職には正しい手順があります。
転職に失敗しないようにするには、正しい手順で転職活動を進めていくことが大切です。
私は入社2年目で1回目の転職をしたのですが、私はこの手順どおりにしなかったことで大失敗をしています。
転職で失敗をしてしまうと心が折れます。
だから、あなたには転職で失敗をしてほしくありません。
正しい手順で転職活動を進めてください。
転職理由・希望条件を明確にしておく
薬剤師1年目の転職では、転職の目的や理由が重要です。
なぜ1年目で転職をする必要があるのか、理論的に説明できなくてはなりません。
今の職場への不平や不満を並べるだけではダメです。
なるべく明るい、前向きな退職理由を準備しておきましょう。
なお、以下の転職理由であれば面接で不利になることはありません。
- 前向きな理由による転職
- いじめやパワハラに合ってしまったやむを得ない転職
- 会社の業績が著しく悪化して不安になったための転職
- 会社都合による転職
さくら薬局(クラフト株式会社)は破綻?倒産?ADRとは?さくら薬局は今後どうなるのか、さくら薬局から転職した方が良いのかそのままで良いのか?そう悩む薬剤師向けにどうすれば良いのかを解説しました。粉飾決算や自力再建断念や不正請求疑惑の報道も出ています。
個人薬局への転職を考えている薬剤師向けの記事です。個人薬局への転職は絶対におすすめしません。個人薬局への転職はリスクが大きすぎます。その理由をまとめました。転職に失敗したくなければ一度読んでおいてください。
転職する理由が明確になっていれば、おのずと転職先に求める希望条件も固まってくるはずです。
転職活動では多くの求人票に目を通すことになります。
また、様々な職場を見学することになるでしょう。
あなたの中で希望条件が明確になっていないと、ついつい目移りをしてしまい、結果的にその転職が失敗となってしまうこともあります。
希望条件の優先順位のつけ方はこちらにまとめました。
薬剤師向けに転職希望条件の優先順位のつけ方を、転職歴2回の現役管理薬剤師が解説。この記事で希望条件の優先順位のつけ方がわかります。優先順位をしっかり決めておけば転職で後悔することがなくなり、転職に成功できます。
あなたの現在の不満、不安が解消できる職場に転職することを最優先に、転職先の希望条件を考えておきましょう。
長く働ける職場をじっくりと選ぶ
次の職場選びに失敗してしまうとまた転職をしなくてはなりません。
ここでの転職活動は非常に重要です。
将来を考慮して、長く働ける職場をじっくり探しましょう。
転職を焦って1つの内定だけで転職活動を終えてはいけません。
内定が出ても焦って転職を決めてはいけません。
内定をもらっても入社しなければならない義務はないから大丈夫です。
転職活動においては即断即決は避けましょう。
薬局の環境が良いことも大事ですが、長く働き続けることができる会社の条件にはいろいろあります。
将来性、社長の考え、コンプライアンス、薬剤師のキャリアプランなど様々な視点をもって転職先を探していきましょう。
薬剤師の転職先の選び方、選ぶ方法を知りたいですか?この記事では、薬剤師の転職先の正しい選び方を厳選して8つ紹介しています。転職先の薬局選びで迷ったらこのポイントを重視してしてください。転職先の薬局選びで迷っている方は必見です。
教育制度が整った職場に転職する
1年目の薬剤師に対して教育をしている暇もないくらい忙しい薬局は、即戦力の薬剤師を欲しがります。
薬剤師1年目の採用を避ける薬局もあるでしょう。
ですが、もしあなたがそのような教育もできない薬局に転職をしたところで今後の成長が期待できるでしょうか。
1年目の薬剤師に対しても2年目の薬剤師に対しても、しっかりと教育研修ができる薬局に転職したほうが将来的にも良いのではないでしょうか。
教える暇もない忙しい薬局を事前に避けることができるので、むしろ1年目の転職の方が良いとも言えますね。
『どうせまたすぐに辞めるのではないか。』
『うちの薬局では続かないのではないか』
と思われてしまうのではと心配する方もいると思います。
ですが、大丈夫です。
3年目の薬剤師でも5年目の薬剤師でも、辞めるときは1年以内に辞めていきます。
だから1年目の薬剤師だからダメということはありません。
ブランク(無職の期間)をつくらない
ブランクがある薬剤師は、理由によっては採用担当者に悪い印象を持たれます。
1年目の転職ではブランクを作らないことが重要です。
空白期間があると、この期間には何をしていたのだろう?と疑問を持たれます
離職期間をなるべく少なくなるよう、転職先が見つかるまでは頑張って今の仕事を続けましょう。
退職の伝え方や切り出し方で悩んでいる薬剤師必見!この記事では薬剤師向け退職術8選を伝授。誰に言うのがよいのか、退職の切り出し方、退職理由を聞かれたときの答え方を管理薬剤師が解説しています。この記事を読めばあなたは退職の申し出を悩まずにできるようになります。
実際に働く薬局を自分の目で見て感じる
就職活動と転職活動は全くの別物。
就職活動では「会社」単位で比較検討をしていたと思いますが、転職活動では「薬局・店舗」単位での比較検討となります。
就職活動と転職活動の一番の違いはこの点です。
同じ会社の薬局でもA店はすごく人間関係がよいが、B店は悪い。
C店は残業なんてほぼ無いが、D店は毎日遅くまで残業ばかり。
就職活動の時は、A店からD店のうちのどの薬局に配属されるか知らされていなかったと思います。
転職活動なら、「A店が良い」と決めることもできるのです。
すでに薬剤師として経験があるあなたなら、薬局見学に行けば学生の時には見えなかったものが見えてくるはずです。
転職活動では、実際にあなたが働く薬局・店舗を見学できますので、より具体的なイメージがつきやすいと思います。
どんな人と働くのかを入社前に知ることができるのも大きなメリットと言えるでしょう。
職場見学では何を見てくれば良いのかについてはこちらにまとめました。
転職を考えている薬剤師必見!薬局見学ではどこを見ればよい?聞くことは何?薬局やドラッグストアの店舗見学のポイントを解説。この記事を読めば薬局(店舗)見学で見るべきポイント、聞くべきことが全てわかります。
転職予定の薬剤師必見!この記事では薬剤師の転職成功の秘訣を解説。この記事では薬剤師転職サイト・エージェントのコンサルタントとどのように付き合えばあなたの転職が成功するのかがわかります。
薬剤師転職サイトに登録して転職サポートを受ける
薬剤師1年目の転職では、薬剤師転職サイトの利用が必須です。
というのも、1年目だと今の職場と他社しっかり比較検討をすることは難しいからです。
薬剤師転職サイトに登録をして、担当のコンサルタントと共に転職活動を進めて行くことをオススメします。
1年目のあなたとって、必要かつ理想の職場を探してもらいましょう。
新卒・第二新卒歓迎の求人、教育研修制度が整っている求人など、あなたの不満が解消される職場が見つかります。
雇用条件や職場環境、人間関係は転職サイトの担当者がしっかりと確認してくれます。
担当者としっかり相談しながら転職活動を進めていけば、疑問や不安を解消することができます。
履歴書や職務経歴書の書き方や、面接のサポートまで無料でしてくれます。
さらには面接に同行してもらうことも可能です。
薬剤師の転職で面接同行は使うべき?疑問も持つ薬剤師向けにメリットとデメリットを解説しました。面接での安心感を得られる面接同行なら転職成功率がアップします。面接同行サービスが使えるのはマイナビ薬剤師、ファルマスタッフ、アポプラス薬剤師、お仕事ラボです。
こういった転職活動を可能にするのが、薬剤師転職サイトです。
登録すれば、転職活動に関する全てのサポートを無料で受けることができます。
具体的には、求人の紹介、薬局見学の申し込みや日程調整の代行、面接対策、面接や薬局見学への同行などが全て無料です。
転職を考えている薬剤師は必見!薬剤師転職サイトに登録後の面談内容や受けられる転職サポートを徹底解説。この記事を読めば薬剤師転職エージェントに登録後の電話や面談では何を話せばよいのか、薬剤師転職エージェントは何をしてくれるのかを解説しています。
薬剤師転職サイトを利用しなくても転職はできますが、それで私は転職に失敗しました。
ここに登録しておけば失敗しないという薬剤師転職サイトのリンクを一応貼っておきます。
〖新人薬剤師1年目の転職〗問題ない理由と採用担当者が教える7つの注意点Q&A
Q1: 薬剤師1年目で転職することは問題ないですか?
A1: はい、薬剤師1年目での転職は全く問題ありません。むしろ早い方が良いです。早期にキャリアビジョンが明確になり、教育が不十分な職場から離れることができます。
Q2: 新人薬剤師が転職を考える主な理由は何ですか?
A2: 主な理由は次の通りです:
- 職場の人間関係の問題
- 教育体制が整っていない
- 労働環境の辛さ
- 給料に対する不満
- 入社前の話と違う
- 意向に反した配属先
- 通勤時間が長い
- 社風が合わない
- 患者対応でのトラブル
Q3: 1年目で転職する際の注意点は何ですか?
A3: 1年目で転職する際の注意点は次の通りです:
- 転職理由を明確にする
- 新しい職場の教育体制を確認する
- 労働条件や待遇を詳細に確認する
- 転職サイトを活用する
- 早めに転職活動を始める
- 面接で前向きな転職理由をアピールする
- 健康状態を優先する
Q4: 薬剤師転職サイトを使うメリットは何ですか?
A4: 薬剤師転職サイトを使うことで、求人情報の幅が広がり、条件に合った職場を見つけやすくなります。また、コンサルタントのサポートが受けられ、効率的に転職活動を進められます。
Q5: 体調が悪化する前に転職を考えるべき理由は何ですか?
A5: 体調が悪化する前に転職を考えるべき理由は、ストレスやプレッシャーがかかりすぎると健康に悪影響を及ぼすためです。早めに転職することで、心身の健康を守りながらキャリアを積むことができます。
転職に失敗したくない薬剤師1年目のあなたにおすすめの薬剤師転職サイト
- マイナビ薬剤師(イチオシ!)
- ファルマスタッフ
- 【ヤクジョブ.com】
- アポプラス薬剤師
- アプロ・ドットコム
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※全て無料で転職サポートが受けられます。どの薬局も求人枠には限りがあります。登録は本日中に。『後で登録しよう』『明日登録しよう』と思っていると幸運はあなたの手からそっと逃げていきますよ。
薬剤師が1年目で転職しても問題ない理由、1年目で転職するときに注意すべき点について書いてきました。
もう我慢して、無理をしなくて大丈夫。
体調を崩してしまう前に、正しい手順で転職活動を始めましょう。
薬剤師1年目で転職しても大丈夫です。
薬剤師として成長し患者さんの役に立ってください。
応援しています。
20代薬剤師におすすめの薬剤師転職サイトを現役管理薬剤師が厳選して5社紹介。新卒でも第二新卒でも大丈夫。初めての転職もこれで安心です。
≫マイナビ薬剤師の詳細
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≫ヤクジョブ.comの詳細
≫アポプラス薬剤師の詳細
≫アプロ・ドットコムの詳細
※無料の転職サポートは薬剤師限定。転職後も費用はかかりません。登録しても転職を強要されることは無いので安心です。
※オススメは2社以上への登録。転職活動がより効率的に進みます。
≫複数の薬剤師転職サイトに登録するのは今では常識
薬剤師が転職するなら薬剤師転職サイトの利用は必須。利用しないで転職すると、こんなはずじゃなかったと転職で後悔することになります。プロのコンサルタントの力を借りて、後悔の無い転職をしてください。
※どの薬局も求人枠には限りがあります。登録を後回しにすると好条件の求人は他の薬剤師のものに。『後でやろう』、『明日やろう』と思っていると、目の前の幸運は逃げていきます。
好条件の求人を逃さないためにも登録は本日中に!
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