薬剤師はどのくらい賞与(ボーナス)がもらえるのでしょうか?
当サイトで過去に薬剤師のボーナス調査を行いました。
その結果は以下の通りです。
薬剤師の賞与金額調査結果
薬剤師の賞与の金額は0~141万円と幅がありますが、40万円から60万円が多い回答でした。
基本給も異なりますし、何か月分というのも不明ですが金額としてはこのくらいでしょう。
現在の調査はこちらで行っています。
【薬剤師限定】2020年冬のボーナス大調査!(病院・調剤薬局・ドラッグストア)
薬剤師が転職をするにあたり、月収を比較するのはもちろんですが年収に大きな差が出るポイントがこの賞与(ボーナス)です。
賞与としていくらもらえるのかも大切ですが、今後のためにも支給額の計算方法を聞いておきたいところです。業績連動なのか、人事評価のみなのか、それとも業績と人事評価の両方が考慮されるのか。
基本的には基本給×係数(たとえば3.0カ月分など)が賞与として支給されますから、基本給が異常に低く抑えられている場合は賞与額も少なくなってしまいます。
薬剤師の月収と賞与と年収の関係
月額給与が25万円の薬局を比較してみます。
例1)基本給20万円、薬剤師手当3万円、その他手当2万円、年間賞与(夏2カ月、冬2カ月分)
年収(支給額)=(20+3+2)×12+20×(2+2)=380万円
例2)基本給18万円、薬剤師手当5万円、その他手当2万円、年間賞与(夏2カ月、冬2カ月分)
年収(支給額)=(18+5+2)×12+18×(2+2)=372万円
同じ月額給与の薬局でも年収にすると8万円も差がついてしまいます。
極端な例をもうひとつ
例3)基本給15万円、薬剤師手当5万円、その他手当5万円、年間賞与(夏2カ月、冬2カ月分)
年収(支給額)=(15+5+5)×12+15×(2+2)=360万円
例1)と比べて20万円も年収が低くなってしまいます。
給与の構造をしっかり確認しておきましょう。
聞きづらい時は薬剤師転職サイトに登録後、転職コンサルタントに聞いてもらうと良いと思います。
薬剤師である自分の賞与がやたら安いと思ったときの対処法
自分の会社の賞与計算方法を調べ、何が足りないのかを知る。賞与金額の計算のうち人事評価の比率が高いのであれば頑張ってポイントを稼ぐ必要があります。
会社の業績連動型であればできることは限られてしまいます。会社として経営がよくない兆候が見られたり、賞与が全く出ないという場合は転職も視野に入れましょう。
基本給が低く抑えられ過ぎている場合は賞与も抑えられる傾向に。
いくらもらえるのかも大切だが、賞与の計算方法がしっかり決まっているどうかの方がもっと大切。