【調剤薬局薬剤師の年収】年代別の年収を公開【私の給与明細】
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他の薬剤師の年収が気になっている人

「私の年収って安いのでは?他の薬局の薬剤師はもっと給料をもらっているみたいだし…」
「実際どうなんでしょうか。私の年収って低くないですか?」

薬剤師として働いていると、他の薬剤師の年収が気になることはありませんか?「もしかして、私は低い年収で働かされているのでは?」という不安を抱えている方も多いでしょう。

そこでこの記事では、実際の薬剤師の年収例や年収アップの要因について詳しく解説します。

実は、年収を上げるための方法やポイントは意外と知られていないものが多いのです。この記事を読むことで、あなたの年収がどの程度なのか、他の薬剤師と比べてどうなのかを把握できるようになります。

この記事では次のことがわかります:

  • 薬剤師の年収実例
  • 年収アップの要因

年収に関する疑問を解決し、適切なキャリアプランを立てるための情報を提供します。

自己紹介

pharma_di(ファマディー)

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全国に300店舗以上運営している大手調剤薬局チェーンの大型店舗で管理薬剤師をしています。

管理薬剤師歴は15年以上。現在は転職サイトの担当者と連絡をとりつつ、中途薬剤師の採用活動にも携わっています。
【私が薬剤師採用のために連絡を取っている≫おすすめの薬剤師転職サイト

面接をした中途薬剤師は軽く100人を超えました。

私は過去2回転職をしていて、1回目は大失敗。ブラック薬局で過ごした数年間は地獄そのもの。

ブラック薬局に入らない方法、そこから脱却した方法を他の薬剤師にも役立ててほしいと思い、当サイト「薬剤師のための転職ブログ・ファマブロ」を始めました。

このサイト内の記事は『過去2回の転職経験』と、『現在の薬剤師採用業務の経験と知見』を基に全て私が1人で書いています。

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調剤薬局薬剤師の年収(年代別)

調剤薬局薬剤師20代の年収推移

20代の年収推移

  • 薬剤師1年目(23歳):260万円(4-12月)
  • 薬剤師2年目(24歳):390万円(管理薬剤師へ昇進)
  • 薬剤師3年目(25歳):480万円(1回目の転職、一般薬剤師に戻る)
  • 薬剤師4年目(26歳):480万円(この年に2回目の転職)
  • 薬剤師5年目(27歳):600万円
  • 薬剤師6年目(28歳):600万円
  • 薬剤師7年目(29歳):660万円(管理薬剤師へ昇進)

薬剤師1年目の年収

1年目の年収(4月‐12月)は260万円でした。初任給は総支給額20万円(薬剤師手当は初月はつかず)。
2カ月目からは25万円(薬剤師手当5万円がついてアップ)
夏の賞与は15万円、冬の賞与は21万円でした。

私の時は薬学部はまだ4年制でしたので初任給は少なく感じられると思いますが、当時はだいたいこのくらいが相場でした。

現在の薬局初任給の相場は以下をご覧ください。

薬剤師2年目の年収

薬剤師2年目の年収は380万円でした。
基本給の昇給額は7000円。夏の賞与は25万5千円、冬の賞与は30万円でした。


途中から管理薬剤師に昇進したので管理薬剤師手当が5万円上乗せされました。
しかし、管理薬剤師には残業代がつかない薬局でしたので、定時で帰っても残業しても金額は同じでした。


2年目からは住民税が天引きされ始めます。4000円程度引かれていました。

自分の給料って安いのかも。そう思ったことありませんか?
薬剤師2~3年目にもなると余裕が出てきて周りが見えてきます。自分の会社の給料ってどうなんだろう。他の薬剤師はどのくらい給料もらっているのだろう。ボーナス少なくない?

転職を含めて今後のことを一度考える時期が来ます。

実際私もそうでした。

チェーンの調剤薬局に入って2年目(非管理薬剤師)当時の月収は約27万円。

手取り額は約20万円でした。

年収にするとボーナスを含めて約380万円

この薬局(会社)に入って本当によかったのだろうか?

同期の友人(MR)の給料を聞くとがっかりする。。。

このままこの薬局で働き続けて給料は上がっていくのだろうか?

やっぱり初任給が高いドラッグストアにすれば良かったのか??

他の調剤薬局チェーン薬局の給料ってどんな感じなのだろう???

いろいろな疑問が頭をよぎります。そんな時は薬剤師転職サイトに登録すれば、勤務地域の薬剤師年収の相場や転職するとどのくらいの年収になるかといった相談が無料でできます。

年収をアップさせるための転職ならこの転職サイト

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今はスマホですぐに登録できてやり取りができるので良いですね。当時はスマホなどなく、PCのメールや電話、詳細な資料は郵送でした。希望に沿った薬局を複数紹介してくれます。

薬剤師3年目の年収

薬剤師3年目の年収は480万円でした。
この年に1回目の転職をしました。
管理薬剤師→一般薬剤師となりましたが、年収は上昇。
夏冬ともに賞与が50万円を超えていたのが大きいです。

結果的にこの転職が失敗だったのです。
転職失敗体験談

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薬剤師転職サイトのことを知っていれば失敗しなかったのに・・・。悔やまれます。

薬剤師4年目の年収

もほぼ同じ480万円
この年の終わりに2回目の転職をしました。

薬剤師5年目の年収

2回目の転職をした翌年の年収は600万円でした。

薬剤師6年目の年収

ほぼ変わらず600万円でした。
転職で年収がアップした分、昇給が抑えられたのかもしれません。

薬剤師7年目の年収

7年目の年収は660万円でした。
異動で管理薬剤師になりました。この時の手当は20,000円です。
役職手当に段階がついていて一番下の手当額でした。

調剤薬局薬剤師30代の年収推移

30代の年収推移

  • 薬剤師8年目(30歳):680万円(結婚して家族手当がつく)
  • 薬剤師9年目(31歳):年収700万円
  • 薬剤師10年目(32歳):年収730万円
  • 薬剤師11年目(33歳):年収730万
  • 薬剤師12年目(34歳):年収760万 異動で残業が急増
  • 薬剤師13年目(35歳):年収900万
  • 薬剤師14年目以降:年収880万~890万円で推移

薬剤師8年目の年収

薬剤師8年目(30歳)の年収は680万円。
この年に結婚したので家族手当が2万円つくようになりました。

薬剤師9年目の年収

薬剤師9年目の年収は700万円。役職手当が一段階あがりました。

薬剤師10年目の年収

薬剤師10年目の年収730万円。役職手当が一番上の50,000円に増額されました。

薬剤師11年目の年収

薬剤師11年目の年収は730万円。

薬剤師12年目

大型店舗への異動となり残業代が急激に増えました。ここでも管理薬剤師です。
年収は760万円。

薬剤師13年目

薬剤師13年目は900万円。

その後の年収推移

15年目に子供が生まれて家族手当が35000円になりました。
17年目に2人目の子供が生まれて家族手当が50000円になりました。

その後は現在までほぼ同じ額です。基本給の昇給額は前年の評価によって増減しますが、平均5000円/月の昇給額となっていました。
残業が多いか少ないかによって年収が変わってきます。
直近の年収は880万円でした。

年収的にはこれ以上アップすることはほぼありません。その理由は、今の会社の給与システムでは、毎年よほどの高評価を取らない限り、年収が上がらないようになっているからです。

さらに上へ昇進すれば年収アップをすることは可能かもしれませんが、仕事的は大変になりそうです。

年収アップの要因

年収アップの要因として大きいのは以下の通りです。

  • 若いうちに管理薬剤師へ昇進できた
  • 薬剤師転職サイトを利用して転職した
  • 管理薬剤師にも残業が付いた
  • 会社自体が成長している

若いうちに管理薬剤師に昇進できた

当時は分業率が急激に上昇しているときだったので新規開局が多く、管理薬剤師のポストがどんどんできるという恵まれた環境でした。若いうちに管理薬剤師になって経験を積めたのがその後に大いに役立ちました。

薬剤師転職サイトを利用して転職した

薬剤師転職サイトを利用しての転職は大変役にたちました。年収アップを目的とした転職ではなかったものの結果的に年収がアップするということにつながりました。


自分では知ることのできなかった急成長中の調剤チェーンや、取り組みに特徴がある薬局チェーンの情報や特徴を教えてくれたのはかなり大きかったです。


当時は現在のようにネット上に薬局の口コミが無かったので。

管理薬剤師にも残業が付く

現在勤務している調剤薬局チェーンですが、管理薬剤師にもしっかりと残業代がつきます。


もし残業代がつかなかったら年収で50~100万円くらいは少ないはずです。これは年収に対して大きなインパクトと言えるのではないでしょうか。


転職を考えているなら、管理薬剤師に年収がつくかどうかは確認必須です。


会社自体が成長している

新規開局や合併などで薬局数を増やしていて売り上げがゆっくりではありますが右肩上がりとなっています。


会社全体で十分な利益が出ていないと薬剤師の給料は上がりません。ボーナスカットということもあり得ます。会社の業績が安定して成長しているからこそ、年収も安定してが上がっていったと言えます。


会社業績が悪い調剤チェーンであったらここまで給料は上がらなかったでしょう。


転職先を考えるなら、業績好調な会社にするべきだというのが実感です。

その他の年収アップ要因

家族手当の存在

転職するときには家族手当のことなど全く考えていませんでした。当時はもちろん独身でしたし。

結婚して家族手当が付き、子供ができてさらに家族手当が増額されました。
妻と子供2人で毎月5万円の家族手当は大変助かります。

評価制度を意識した働き方

会社や上司が何を求めているのかを見極めて優先順位を付けて仕事をすることで高評価を得やすくなったことも年収アップの要因の1つです。


例えば、処方箋受付回数の増加、調剤基本料1、後発医薬品使用体制加算のアップ、地域体制支援加算の算定開始などで薬局の収入を増やしていったことが自分の年収アップにもつながっています。

年収アップではないけど

実家から離れた土地での勤務だったので、社宅はほぼ全額が補助されていました。
家賃を支払う必要がないのでお金がたまります。
その分を投資に回すことができました。

また、住宅ローンを組んで自宅を購入したので、住宅ローン減税を受けることもできています。


ふるさと納税を活用して所得税や住民税の支払いを減らすことも、手元に多くお金を残すという意味では年収アップと同じ効果が得られます。

幸い奨学金の返済がなかったのも大きかったです。

年収を上げることだけを考えるのではなく、手元にいかにお金を残すかということもあわせて考えて見ましょう。

薬剤師が年収アップをさせるための方法は以下のページにまとめましたのでご覧ください。

一番損をしているのは相場よりも低い年収で働かされていることに気づいていない薬剤師

とはいってもなかなか友達に年収いくらもらっているのかは聞けないですよね。

そんな時は薬剤師を募集している求人広告から推測することが可能です。

また、薬剤師の転職サイトに登録しておけば、給与の見積もり(概算)を出してもらうことも可能となります。

特に薬剤師が不足している地方では、現在の給与+αを確約してくれるところもあります。

薬剤師の給料の相場感をつかめます。

薬剤師は充足しつつありますので、もし給料に不満があるのであれば早めに手を打っておく必要があります。
今は転職を考えていなくても、とりあえずは薬剤師転職サイトに登録だけしておいて、良い条件の薬局から求人が出たときだけ話を聞くというスタンスでも大丈夫

仕事をしながら、ばれることなく水面下で情報収集をすることができますのでおすすめです。

まとめ

パート薬剤師や派遣薬剤師の短時間勤務制度について理解することで、育児や介護と仕事の両立が可能になります。この記事では、短時間勤務制度の利用条件や制限について詳しく説明しました。これを参考に、自分に合った働き方を見つけ、安心して仕事と家庭を両立させましょう。

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