薬剤師の転職回数
転職回数が多いのですが転職に不利になるでしょうか。

何回までなら大丈夫ですか?

次が3回目の転職なのですが、採用してもらえますか?

もうこれ以上転職したくないのでなんとか次は転職を成功させたいです。
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このような薬剤師の疑問に答えていきます。

 本記事の内容
 この記事を読むと次のことがわかります。

  • 採用する側は薬剤師の転職回数を気にしているのか
  • 薬剤師の転職回数は何回以上だと不利になるのか
  • 薬剤師の転職回数が不利になる場合とならない場合
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この記事を書いている私は転職経験2回のチェーン調剤薬局の管理薬剤師です。薬剤師や薬局事務の採用活動にも携わっています。自らの体験談や会社としての考え方をもとにしてこの記事を書いていきたいと思います。

採用する側は薬剤師の転職回数を気にしているのか

採用する側は薬剤師の転職回数を気にしているのでしょうか?
すごく気にしてます

転職回数もそうですが、転職歴もよく見ます。求職者の履歴書を見て、転職回数が多い場合、あれっ??と思うのは事実です。

薬剤師の転職回数は何回以上だと不利になるのか

転職回数で不利になるのは年齢や過去の職歴にもよりますので一概には言えません。
20代で3回目だと気になりますが、40代で3回目ということであればそれほど気にはならないかなというイメージです。
1,2年周期で転職している薬剤師は、「またすぐに辞めてしまうのではないか」と考えてしまいます。

薬剤師の転職回数が不利になる場合とならない場合

転職回数が多くて不利になるかならないかは転職の理由によります。
大事なのでもう一度言います。

重要なのは転職の回数ではなく、転職の理由です。
理由が妥当であれば転職回数は気になりません。

面接の時には転職理由を絶対に聞きます。


薬剤師の転職理由ランキングベスト5とその理由を聞いた面接官の本音

転職回数が多くてもこの理由での転職なら不利にはならない

転職の理由が妥当なら転職回数が多くてもあまり気にしません。というか転職回数としてカウントしません。

  • 勤めていた薬局が閉局
  • 夫の転勤
  • 結婚・出産・育児
  • 親の介護の都合
  • 病院から薬局など業種を変えた場合

 勤めていた薬局が閉局
⇒これは仕方のないこと。薬剤師本人にはどうしようもない部分です。

 夫の転勤
⇒女性が多い薬剤師。これも仕方のないことです。

 結婚・出産・育児
⇒②に近いですが、これも女性にとっては大切なことですから、妥当かと思います。

 親の介護の都合
⇒最近多いです。実家近くへの引越しに伴う転職。過去の転職理由としては良いですが、今回の転職理由だと急に休みが必要となることが多いかも、と少し心配になります。

 病院から薬局など業種を変えた場合
病院から薬局、ドラッグストアから薬局など業種を変えた場合はそれなりの理由があってのことでしょうから転職回数からは除外します。不利となることはありません。


但し、そのあとに薬局を1年ごとに変えていたら当然不利になります。

こんな理由で転職回数が多い薬剤師は絶対に不利になります

  • 給料が安い・待遇面が良くないから
  • 薬局の人間関係が悪かったから
  • 仕事が忙しすぎるから
  • もっと勉強できる職場で働きたいから

 給料が安い・待遇面が良くないから

⇒また同じ事を言い出すよね。きっと。

 薬局の人間関係が悪かったから
⇒判断に迷います。毎回この理由で転職している人は、その人自身が人間関係を悪くしている場合もあります。また、うまくコミニュケーションをとれない人なのかもしれません。

 仕事が忙しすぎるから

⇒これも迷います。本当に激務の職場だったのか、その薬剤師が甘えているのか。同じ理由で辞められては困りますから採用しない方向になると思います。

 もっと勉強できる職場で働きたいから

⇒この理由結構多いです。調剤や鑑査、服薬指導は勉強してきたことをアウトプットする場所。
勉強は大事ですが、薬局に勉強だけされに来ても困ります。
大事なのは患者さんの役に立つ仕事をすること。

確かに単科の門前で1日30枚くらいの薬局で働いている薬剤師はその知識量に不安を持つことがあるかも知れませんが、どの職場でも勉強はできます。
結局は薬剤師本人の甘えの部分が大きいのかなと思ってしまいます。

転職回数が多くこの理由だったら採用しないなと思う例を4つ挙げてみましたが、薬剤師が転職する理由として多いのは、この4つでしょう。

 まとめ
薬剤師が過剰となってきており、こういった理由で転職を繰り返す薬剤師を採用する薬局は今後ますます減っていきます。

事実、コロナ禍で薬局の業績は悪化しており、薬剤師の採用意欲は下がっています。


コロナ禍での転職活動の注意点

不利になりそうな理由で転職を考えている場合は、薬剤師転職サイトの転職コンサルタントとしっかり相談し、面接で不利にならないような転職理由を伝えるよう心がけましょう。

面接での細かいテクニック等はコンサルタントが教えてくれます。もし転職理由が採用する側からみて妥当でなくても言い方によって採用側の印象は大きく変わることもあります。

すぐに辞めない、そしてゴネない薬剤師かどうかを見極めるため、採用する側も本気です。